京大農学部受験への道(高3編)
こんにちは、おにぎりです。
さて今回は自己紹介のとき書いたとおりに僕の京大受験について語っていこうと思います。
ちなみにですが、僕は現役時に結構な点差で落ちて、Sん台予備学校で1年浪人して京都大学農学部食品生物科学科に合格しました。
なので、僕の現役時と浪人時の2回の受験について2回に分けて語ろうかと思います。
それでは現役時について語っていきましょう。れっつごー٩( 'ω' )و
あんまり勉強しなかった前期
さあ受験生としての4月が始まりました。僕の高校は大阪府ではそこそこの進学校に通っていました。進学校だからみんな受験について躍起になるのかと思っていたのですが実際は…
受験のじの字も出ないのでした
担任の先生は受験の話をするのですが生徒はあまり聞く耳を持ちません。なぜかというと僕の学校は8月末から9月初頭にかけて体育祭があるのです。
その体育祭に3年生は全力で取り組むため体育祭が終わるまではあまり勉強をしないのです。(もちろんしっかり勉強するひともいますよ!)その流れに乗って僕もあまり自分で勉強ということはあまりしませんでした。
そうですねこの時の僕の成績をいうとすれば、河合塾の模試で
国語 94/200 (61.8)
数学 106/200 (53.7)
英語 149/200 (68.3)
物理 53/100 (54.0)
化学 55/100 (58.9)
総合 457/800 (60.3)
判定は余裕のE判定でした
受験の天王山?夏休み
夏休みが始まりました。世の受験生は必死こいて勉強をしているでしょう。この頃の僕は
毎日踊ってました
体育祭の運営には役員がいるのですが(団の総長とか、各種目のリーダーとか)
僕は勝手にお茶長を自称してサッカー部の副お茶長と一緒にみんなにお茶を配ってました。
そうなると必然的に毎日学校に行くわけで来てしまったからには踊り狂うわけですね。
それに加えて各団でその団の色に合わして竹を組み立ててマスコットを作るのですがこれがなかなか大変で僕はそのパートではなかったのですがよく仕事に駆り出されました。
これからもわかるように僕は夏休みあんまり勉強してなかったんです。
ただ断っておきますがここでいうあんまりとは一般的な京大受験生と比べてのあんまりであり実際は1日に3〜4時間(たまには5時間)くらいは勉強してました。
こんなわけで成績がいいわけないんですよね。8月に受けた京大オープンを見てみましょう。
やっと勉強を始めた後期
体育祭も終わりやっと学年の雰囲気が受験ムードになってきました。
僕もこのムードに乗って勉強を始めるのですが、ときすでに遅し。全然問題が解けません。特に数学Ⅲがわけわかめの状態でした。
この状態でも無情にもときは過ぎていくわけで京大受験生の多くが受ける、
京大オープンと京大実戦模試がはじまりました。
この時の成績を見てみましょう。
京大オープン
京大実戦模試
校内順位に関してはご容赦をm(_ _)m
やってきてしまったセンター試験
ついにやってきてしまいました、センター試験が。
必死の勉強の甲斐あってか、僕は最後のセンター試験の模試で目標点である9割を超えていました。
だからなんやかんや耐えるもんなんやなあと思いながらセンター試験を受けたのでした。
しかし2日目に事件は起こったのでした。
京大農学部はセンター試験については文系科目の比重が大きいので文系科目は夏休みが終わってから詰め込みました。
その結果特にわからないところはなかったのですが、理系科目がさっぱりでした。
先の模試でたまたま点数が良かったためになめてかかった結果
なんと物理が50点台で理系科目合わして70%いくかいかないかくらいになってしまいました。
このため京大農学部の傾斜でギリギリ8割くらいになってしまいました。
最後の悪あがきの2月
センター試験でこけてしまったものの他に行きたい大学もなく、第一に僕のプライドが邪魔して志望校のレベルを下げずに京大に特攻することに決めました。
受けるからには一矢報いてやらないとあかんと思った僕は今までの人生でないくらいに勉強しました。
今からやって伸びるのは理科だろうと思い、理科の過去問に関しては25年分を2周しました。
しかし時すでにお寿司、本番では
木っ端微塵にやられました
やはりここでも理系科目に足を引っ張られました。
この年は化学がかなり簡単な年で僕も8割くらいは得点できたのではないかと思っています。
しかしそのアドバンテージを無に帰した数学と物理。
数学に関しては単純な計算力が備わっていないことを痛感しました。おそらくサービス問題であろう数Ⅲの平易な積分ができない、赤チャートの例題に載っていたような問題が解けない。
結果は確か80点くらいでした。
物理に関してはなんもわかりませんでした。力学だけは自信があったのでペンが進んだのですが、その後の電磁気の問題と波動の問題が意味がわかりませんでした。
京大の物理は基本穴埋めで構成されています。したがって最初の方がわからないと必然的に後ろの問題もわかりません。その結果僕は力学以外ほぼ白紙の状態で答案を提出したのでした。
二次試験が終わった後の感想としては、まあ落ちただろうなと思いました。
わかりきっていた合格発表
合格発表の時間がやってきました。
京大の農学部は志望学科が6学科まで併願できます。
なので僕は
第一志望 食品生物科学科
第二志望 応用生命科学科
第三志望 資源生物科学科
で出願しました。
人間不思議なもので明らかに不合格がわかっている状態でも、発表の時間が近づくにつれてワンチャン資源生物科学科くらいには引っかかっているのではないかと思ってきました。
さあ、運命の合格発表です。
結果は言うまでもなく不合格でした。
うろ覚えで申し訳ないのですが覚えている限りの開示得点は
国語 40
英語 100
数学 80
理科 130
センターと合計して630点くらいでした。いやもっと低かったかもしれません。多分600点はあったはずですが…
もはややる気のない後期試験
さっきはプライドが云々と言った僕でもセンターが終わった後は一応後期も受けとくかというノリで神戸大学の農学部に出願しました。
ただ、前期の京大の試験が終わると明らかに落ちているのがわかったことも相まって後期試験の勉強には手がつきませんでした。
なので後期試験が始める前からどこの予備校に行こうかなどと悠長なことを考えていました。
後期の試験は言うまでもなく落ちたのですが開示を見てみると不合格者順位でTOP10に入っていました。こんなことになるんだったらもっと勉強しておいた方が良かったのかもしれません。(京大に受かった今ではそんなことは思いませんが)
以上で僕の現役時代の話が終わりました。今思うことはやはりこの時の自分は甘すぎたと言うことです。こんな甘っちょろい生活をして受かるはずがないんですよね。いや〜もっと春から時間を作って必死こいて勉強するべきでした。
今受験生の皆さんはちゃんと勉強しましょうね。
次回は僕の浪人生時代について語っていけたらと思います。
ではでは