京大農学部受験の道(浪人生編)
こんにちは。おにぎりです。
ブログを初めて2週間近くになりますが、すでに1週間に2個投稿することを諦めかけています。だって大学の課題が多すぎるから。゚(゚´Д`゚)゚。
いや〜もっと京大の課題の量は少ないと思ったんですけどね〜
さて、前回に続いて僕の京大受験について語っていきますが、僕の浪人時代は順当にいきすぎてあまり面白くありません。今浪人している人は僕みたいに浪人生として普通の生活をしていれば合格なんて必然的なものですから参考にしてみてください。
では、れっつごー
意識高い系だった前期
現役での京大受験を終えた後、僕はSんだい予備学校に通い始めました。
まず入学?したらクラス分けのテストがあります。このテストで前期のクラスが決まります。
クラスのレベルが高い方がいわゆるいい講師の授業が受けられるのでものテストはわりかし大事です。
僕は数学をミスったのですが運よく1番上のクラスに入れることができました。(厳密には1番上のクラスではないのですが)
そしてこのクラス分けテストが終わるとすぐに進研模試のパチモンみたいなものを受けます。3月に全く勉強していなかった僕はクラス平均を下回り、さらに第一志望であった京都大学農学部食品生物科学科はE判定でした。
これで僕のやる気に火がつきました。そしてどういうプランで京大に合格するかを考えました。
とは言ってもこれは単純で、京大に合格した人の体験記を見てみるとある女子が朝Sん台が開くと同時に登校して、閉まるまで勉強し続ける、その生活をしたら合格した、と言っていたのでそれを真似するだけでした。
このように計画を立ててしまえばこっちのものです。後は授業の予習、復習を徹底してやるだけです。ちなみにですが僕は前期については自前の参考書、問題集というのは使用しませんでした。
最後になりましたが前期の判定は最初のE判定以外は1個だけB判定で後はA判定でした。
去年とは大違いの夏
本当は夏休みと言いたいのですがSん台の職員の人はこの期間は夏期講習期間であって夏休みではないと言ってますので一応夏ということにしときます。
タイトルにもあるように僕は現役時の躍り狂っていた夏とは大きく異なりずっと勉強をしていました。
高校の部活で集まろうと言われたのも中学の時のやつと遊ぼうと言われたのも、LINEを夏に見ていないフリをして1個も参加しませんでした。LINEは見ましたよ、3Dタッチで。
具体的には1日14時間はしたと思います。この時はなんでか朝早起きして家でも勉強をちょっとしてたんです。
内容についてですが僕は夏季講習を3つという明らかに他の人と比べて少ない数しかとっていなかったので、夏季講習で新しいことをするというよりは前期の復習(もとい復讐)ばかりしていました。
とは言っても復習なんかそう時間はかからないので、8月からは自分で買った問題集で勉強をしていました。あまり参考にはならないと思いますが、一応何をしていたのかをあげときます。
国語 現代文読解の基礎講義
数学 理系数学入試の核心(青いやつ)
入試数学の掌握(赤いやつ)
英語 京大オープンの過去問
速読英単語(上級編)
物理 入試物理の核心
化学 化学特講Ⅰ(Sん台の夏季講習の厚いテキストです。)
余談ですが僕の問題集選びの基準としているものは
問題数ができるだけ少ない・解説量が限りなく多い・難易度が高いの3点でした。
こうじゃないものはわざわざ買わなくても予備校のテキストをやればいいですからね。
なんやかんやしているうちに模試が2個やってきました。京大オープンと京大実戦模試です。
四の五の言わずにまず結果を見てみましょう。
京大オープン
英語 82/150 (58.3)
数学 123/200 (70.9)
国語 45/100 (57.7)
物理 61/100 (61.4)
化学 58/100 (61.2)
総合 369/650 (67.8)
京大実戦模試
英語 88/150 (64.5)
数学 85/200 (53.6)
国語 34/100 (56.1)
物理 45/100 (54.1)
化学 66/100 (63.4)
総合 347/700 (60.6) (農学部型)
結果としてはA判定とB判定、浪人生としては夏の結果として当然かもしれませんね。京大オープンの方は模試冊子のところにも掲載されたので半分は夏の目標が達成できました。(冊子に載ったということで僕が誰なのかもわかる人にはわかっちゃいますね、察してください。)
ただ京大実戦模試に関しては、浪人生としては科目ごとにみると不甲斐ない結果ばかり残しているのでかなり反省しました。
そんなこんなで僕の夏は終わっていきました。
疲れが見えてきた後期
夏がいい感じに終わって秋が来ました。ここから僕はストレスを溜めていきます。
まずですが後期が始まる前に前期の成績から再びクラス編成が行われます。このクラス分けでクラスに残留するのは当然だと思っていましたが、一部の人はクラスに残留するのが目的ではないのにクラスに残留してめちゃくちゃ喜ぶ人いました。
気持ちはわからんことではないですが、いやちょっと待てよと、残留するのが目的じゃないやんけと。合格するのが目的だろうと思って一気にそいつのことを軽蔑し始めました。
他にもSん台にはご飯を食べるスペースがあるのですが、そこで騒いでる奴らの会話の内容や声の大きさにもイライラが募っていきました。
内容に関しては仮にも浪人生なので受験の話なのですが大学がどうとか、今更そんなこともわからないのかよと思わせるような基礎の基礎のことの話をしたりとかでした。
耳栓すればいいやんけと思う人もいると思いますが、僕もイヤホンをして音楽を聴きながらご飯を食べていたのですがそれでも聞こえてくるもんなんですよね。
さらには勉強をしているときにも、やたら丸つけの音がでかいやつ(そういう奴に限って×をつける時の音は小さい)とか部屋に入るときや出るときにめっちゃ見てくるやつとか靴脱いで足遊んでるやつとか、こんな奴ら集中していないんだから無視すればいいのですが僕も無視できず自分も集中ができずにイライラしていきました。
こんな感じで僕は集中もできずにイライラしていきました。
こうしているうちにまた秋の模試として京大オープンと京大実戦模試がやってきました。
京大オープン
英語 98/150 (66.3)
数学 109/200 (61.2)
国語 40/100 (46.0)
物理 47/100 (59.8)
化学 41/100 (51.9)
総合 335/650 (61.9)
京大実戦模試
英語 84/150 (60.6)
数学 77/200 (49.6)
国語 45/100 (63.4)
物理 70/100 (61.6)
化学 53/100 (52.2)
総合 357/700 (58.1)
夏同様京大オープンがA判定で、京大実戦模試がB判定でした。
またしても京大実戦模試で失敗をしています。数学が浪人生にもかかわらず偏差値が50を下回っています。化学も何が悪かったのかは覚えていませんがあまりよろしくないですね。
京大オープンに関しても化学が良くないですね。
平均点が低く今年は難しかったからそこそこの判定が出たものの、どちらの模試に関しても終わった後はあんまいい判定は出ないだろうなと思っていました。つまり自分の目標通りのパフォーマンスができなかったのです。
ストレスと模試の結果に一抹の不安を覚えながらも後期が終わりました。
2回目のセンター試験
後期が終わり、冬季講習の季節になりました。
ここで軽く悲劇に見舞われます。おそらく勉強のしすぎによる左手の酷使によって指が腱鞘炎になって勉強をドクターストップされました。
現役時代に僕の知り合いが同じ理由で腱鞘炎になったということを聞いていたのでほんまかと思いました。
ただ、ドクターストップされてテンションが下がったかというとむしろ逆で、手が怪我するくらい勉強したからこりゃ受かったやろと思いました。
なんとかセンター試験までには腱鞘炎が治り、万全の態勢で試験に臨めました。
1日目は去年と変わらず何事もなく終わりました。
しかしまたしても2日目です。今回も物理にやられました。点数はまたしても60点いくかいかないかくらいでした。とは言っても大きくミスをしたのはその科目だけでそこそこの結果を残しセンター試験は終わりました。
みんな大好き二次試験
みなさん二次試験好きですよね?
僕は圧倒的に二次試験の方が好きでした。問題が難しくて解いていて面白いし、そもそも高得点を取らなくていいということで大好きでした。
センター試験が無事終わって二次試験の勉強ができるようになりました。
ただ講習を受けにいくのが京都だったり、難波だったりして移動が多いのと、正直この時期になると合格を確信して舐めていたので勉強時間は8時間くらいに減りました。
浪人生なので滑り止めくらいは用意しておかないといけないということで私学の勉強もしました。
これは本筋とは関係ないので軽く話しますが、受けたのは
東京理科大学理工学部応用生物科学科?(名前がうろ覚えですません)
という2校を受けました。対策としては前者は過去問を1年、後者は過去問を2年しました。
難易度としては前者は京大を受けるならば絶対に受からなければならないようなレベルです。
後者は僕が受かったのでなんとも言えませんが浪人生なら受かっていて欲しいです。しかし舐めてかかると足元をすくわれるんだろうな〜という印象です。
ただ、受験の行き帰りは地獄でした。なんせ人が多い。こんなところには二度といきたくないと思いましたね。(東京自体は好きですよ。あまり行ったことがないので今度また観光に行きたいもんです。)
私学の試験が無事終わってついに二次試験の日がやってきました。
1日目は国語と数学です。
国語に関してはそこそこの自信があったので時間もちょっとあまり、終わった後も手応えを感じました。
数学に関してはこの年はかなり難しくなったようでした。ただ僕は最低限の点数は取れたはずなのでまあ耐えたかなという印象でした。
2日目は英語と理科です。
英語に関しては大問の2がかなり変わっていて要約をする問題でした。とは言ってもまとめるべきところは比較的わかりやすかったのでまずまずかなという印象でした。
理科に関しては悲惨でした。この1年1番勉強してきたはずの物理がまたしても解けない、しかも設定自体は簡単そうに見えるので他の受験生は解けるのではないかと不安になる。ただ結果を見るとそこまでひどいわけではないのでかなり下駄を履かせてくれたのかなと思います。
化学は特にいうことがないですね。去年よりは難しかったのでまあ点数は落ちるだろうけど、まあ許容かなという感じでした。
こんな感じで物理はミスしたものの他の科目で大きな傷を負ったわけではないので受験が終わった直後の感想としては受かっただろうなと思いました。
発表と開示
運命の発表です。人間不思議なもので受かっていると思っているものの去年とは逆に落ちているんちゃうかと当日の午前中は思っていました。結果は問題なく合格でした。
受かった後にしたことはまず高校の先生への報告でした。次に#春から京大とかいうやつをTwitterでやりました。本当はしたくなかったのですが時期が時期でコロナでドヤドヤしていたのでやっちゃいました。
そして夕方にSん台に報告に行きました。そこで合格体験記なるものを書いたのですがなんとそれがWeb に掲載されてません。
理由はわかっているんです。僕はこの時期もまだSん台の人が嫌いだったので先ほど言ったご飯を食べるスペースについて皮肉ったことを書きました。
内容は「気分転換にはなるいい場所だけど滞在時間と合格率は反比例するだろうから他の場所で一生懸命がんばれ」みたいな感じでした。
ここでみなさんお待ちかねの得点開示を公表しようと思います。
感想としては目標通りではないけど予定どおりかなという感じです。
目標はセンター試験が9割で二次試験が6割でいい感じだったらあわよくば主席って思っていました。
予定では点数が全部底の点数でも受かるようにって感じでした。
最後に
僕の1年はどうだったでしょうか。
途中の模試とか節々でかなり舐めたことを言っていますが(浪人生なら当然、的なこと)
京大の浪人生の合格率はせいぜい40%ちょっとくらいです。
これは僕はただ60%が浪人の1年間を必死に勉強していないだけだと思っていますが、それでも多分真面目にやってきたであろう人も少なからずいるはずです。
結構シビアなもんだと思います。
それでもみなさんには受かって欲しいですね。(特に食品生物科学科)
受験生の皆さんはこんな大変な時期に頑張っていると思います。僕も陰ながら応援しています。
それではまた今度は京大で会えたらいいですね。
長くなりましたがここいらで終わりたいと思います。
ではでは