京大生おにぎりのつぶやき

京都大学農学部所属おにぎりが雑多につぶやくブログです。

京大農学部1年前期の時間割(Part2)

Ciao! おにぎりです。

前回のPart1に続いて僕の時間割を紹介していきたいと思います。

そいじゃあやっていきましょー

 

 再掲

前回の時間割の一覧をここにまた載っけたいと思います。

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それでは前回に続いて水曜日から紹介していきたいと思います。

水曜日の授業

1時間目 農学概論Ⅰ

この講義は現代の一次産業の現状や農業に関する倫理について学ぶものです。

授業形態はZoomです。

穴が開いた資料が事前に渡されて授業中にその穴をまとめていくという授業です。

この科目は数少ない農学部の専門の授業です。ですからかなり集中して受けているつもりです。

ただこの科目と先生の性格上そこまで必死になる必要がなく、ゆる〜く受けられる授業です。

さらに課題が非常に楽でその日の講義の重要だと思われるキーワードを4つあげよ、というものだけなので非常にありがたいです。

3時間目 英語ライティングリスニングA

この科目はAcademic writing の書き方を学ぶものです。

授業形態はZoomです。

嬉しいことに授業が13:30~14:30の1時間しかありません。

授業の形式はまず予習の段階で当日授業でするChapterの練習問題を約10題の中から5題選んでやってくることとお題が与えられてそのお題について6~8文の一つの段落を書くということをします。そして当日にそのChapterの大事なところを先生が軽く話したり、各々が選んだ課題についてグループワークをして最後に先生と答え合わせを行い、授業の最後に予習で書いた文章のいくつかを選んで先生がフィードバックをします。

この授業は高校の英作文の授業に近いです。違いは高校では日本語を英語に訳す際の言い回し、つまり表現方法を勉強しますが、この授業では英語の文章の構成方法に重きを置いて勉強します。

今までの説明を聞いてどこにリスニングの要素があんねん!と思った人もいると思います。

リスニングに関しては自習とほぼ同じです。

京大のGORILLAというサイトにアクセスして週に1回のペースでリスニング課題をやっていきます。難易度はあんまわかりませんがセンター試験よりは難しいんじゃないですかね。知らんけど

4時間目 微分積分学A or 線形代数学A

この講義は月曜日と火曜日にあった微分積分学Aと線形代数学Aの演習の授業です。

授業形態は課題が課されるだけです。

特に書くこともありませんが微分積分学Aと線形代数学A両方とも演習問題は教科書レベルの問題を出してくれるので非常に簡単です。

木曜日の授業

4時間目 基礎生化学Ⅰ

木曜日はこの授業だけなのでかなり楽チンです。

この講義は名前の通り生化学を勉強します。

生化学とはなんぞやということですが簡単にいうと生物と化学を足してにで足して2で割った感じです。

授業形態はZoomです。

この講義は農学部の専門の授業で真面目に聞けば結構面白いです。

授業形式は先生がパワーポイントを用いて講義をします。そして各分野が終わるごとに15分のミニテストを行います。ただこのミニテストは15分では必ず終われず20分に延長されます。

この講座だけはテストが行われるようでもしかしたら京大への初登校はこのテストの受験になるかもしれません。

金曜日の授業

1時間目 食品生物科学概論

これは僕が今年1番楽しみにしていた科目でした。

この科目は食品生物科学科の専門の講義で食品生物科学科の研究室の各分野の教授が直々にその分野の概略を講義してくれるものです。

ただこの講座は実習を伴うためにコロナのせいで京大に行けない今年は前期に開講されませんでした。

その代わりに9月の末に3日間に詰め込んで集中講義のような形で行われます。

2時間目 基礎物理化学要論

この科目は量子力学の基礎と熱力学の基礎を学ぶはずです。

授業形態はZoomです。

冒頭になぜこのような含みのあるような言葉にしたかというと僕はまともにこの講義を受けたことがないからです( ✌︎'ω')✌︎

まともに受けたことがない理由は大きく二つあります。

まず1つ目ですがこの講義は高校の時に物理選択でない人のためにまず簡単に高校の物理を復習します。この復習はセンター物理50点台の僕でも流石にわかります。なのでこの部分はまともに受けませんよね?

次に2つ目ですがこの講義は新しく学ぶところについては公式を与えるだけで厳密な証明はしません。これは講義時間の短さ故に仕方がないことですが公式を見るだけならば先生のパワポを見ればいいだけなので真面目に受ける必要がありません。

これらの理由から僕は真面目にこの講義を受けないのですがこの講義の先生が毎回トイレに行ってなかなか面白かったり喋り方や口調が好きなので毎回出席はします。

3時間目 基礎有機化学

この科目は有機化学の基礎を学びます。

授業形態はZoomです。

授業の形式はまず予習課題をやってきて各章の概略を把握します。その後講義をやって、講義後に軽い(≠簡単)なレポート課題をやります。やってることは異なりますが高校の有機化学を電子や立体構造などもっと理論的に考えていく感じです。

この講義をしている先生は喋っている内容は面白いのですが顔や口調が若干怖いです。そしてメントスコーラを飲んだらどうなるのかということを息子にやらしたりと少しサイコパス味を感じます。ただこれは食品の先生らしいことかもしれませんがみかんとかを用いて自作のフルーチェをつくったりするという可愛い一面?があるそうです。まとめるとこの先生は大学の先生っぽいというか非常に面白い先生です。

4, 5時間目 イタリア語(文法・会話)

この科目はイタリア語を勉強します。

授業形態はZoomです。

授業の形式は軽く予習をしてから講義に臨む感じで、特筆するほど特に特徴はありません。

4時間目はイタリア人の先生が講義をします。講義と言っても途中で度々軽く文法について話すくらいで後はずっと作文してそれを指された人が読むようなものです。

5時間目は日本人の先生が講義をします。こっちの講義はほぼずっと先生が文法について講義をします。そして休憩がてらイタリア語の音楽を聴いたり映像を見たりします。

イタリア語の変わっていることが2つあるのでそれについて書きたいと思います。

1つ目は2時間連続であることです。他の大半の言語は火曜日と木曜日のように2日に分かれています。2時間連続であるせいで金曜日の負担が非常に重たくなります。

2つ目は通年の科目であるということです。他の言語は前期の科目で4単位、後期の科目で4単位なのですがイタリア語だけ通年で8単位です。つまりイタリア語を落としてしまうと他の言語なら半年また勉強すればいいところが2回生になってまた1年イタリア語の勉強をしないといけないことになります。

最後にイタリア語自体について説明したいと思います。

残念なことに多くの大学生が第二外国語として学ぶドイツ語やフランス語、スペイン語ポルトガル語と違ってその国以外では基本通じません(スイスは確かイタリア語もOKだった気がしますが)。さらに中国語が話者が約13億人もいるなかイタリア語はせいぜいイタリア人の人口約6000万人くらいです。ただ発音が日本人には結構しやすく、会話も頑張れば意味はわからないものの何を言っているのかくらいはわかります。なのでニッチなところを攻めたい人にはおすすめです。イタリア語を第二外国語で勉強できる大学となると結構限られるような気がするので京大に入学した暁にはぜひイタリア語を選択して欲しいです。

終わりに

以上で僕に時間割紹介を終わりたいと思います。わかりにくいところも多々あったと思いますが生温かい目で見てください。

P.S 2週間以上放棄していてすいませんでした🙇‍♂️課題やバイトが始まってなかなか時間が取れなかったんです。