ILAS Seminar-E2 について
おひさしぶりです〜
おにぎりです
コロナ下の大学生の夏休みってみんな何をしているんですかね?みんな充実した夏休みを遅れているのでしょうか?何か楽しいことがあったら教えて欲しいです。
今日は僕が夏休みに受けたILAS Seminar-E2について話そうと思います。
ILAS Seminar とは
そもそも京大生以外にとってはILAS Seminar とはなんぞやという状態だと思うのでILAS Seminar について最初に書きたいと思います。京都大学のホームページによるとILAS Seminar とは
(前略)各学部・研究科・研究所・センター等の教員が、Face to Faceの親密な人間関係の中で、様々なテーマを扱った少人数ゼミナール形式の授業を行います。(中略)授業は、歴史・地理・古典の講読や環境・資源・宇宙・医学等の最先端知見の紹介、野外実習など総合大学ならではの豊富なメニューです。①高校までの学習とは異なる、大学における主体的な学習の意義を理解できる、②教員や学生との討議を通じた学習の意義を理解できる、③アカデミックな作文に触れ、その作法の基礎を理解できる、以上の3点に配慮し、授業が設計されています。
引用
簡単に言いますと少人数のゼミ形式の授業を行うことで積極的にディスカッションを行えるようにしようぜというコンセプトの授業です。これは教員の方との距離も近く、将来待ち受ける文系ならゼミを、理系なら研究室を擬似体験できます。
E2科目とは
これもまた京大生以外置いてけぼりの言葉だと思うので説明します。E2科目とはE科目の中の1つです。E科目とは京都大学のホームページによると
国際高等教育院では、みなさんの英語によるコミュニケーション能力の向上と国際性の涵養を図るため、全学共通科目で開講されている科目の中から、英語力強化に資すると考えられる科目を選び、E科目として指定しています。
外国語として「英語を学ぶ」だけでなく、「英語で学ぶ」ことはみなさんの英語力を一層向上させ、国際的な学問研究や社会の様々な分野で活躍することにつながるものと考えますので、みなさんの積極的な受講を期待します。E科目には次の3つのカテゴリーがあります。履修の際の参考にしてください。
E1 英語テキストの講読を中心的な内容とする科目
(人文・社会科学科目群:英文学、英語圏の文化の教授、あるいは学部が英語を用いて専門的内容を教授する科目)E2 英語を使用言語として実施される科目
(全ての科目群における英語講義科目:原則として外国人教員が英語による授業を行う科目)E3 英語スキルの向上を目的とする科目
(キャリア形成科目群:英語を用いた討論、発表などの技術力向上を目指す科目)引用
僕の受けたE2科目はようは英語で専門的なことを学ぶ科目ということです。
余談ですが僕が所属する食品生物科学科はなぜか農学部の他の学科よりも多くE科目をとる必要があります。
僕が受けていたILAS Seminar-E2 について
さてようやく僕が受けたILAS Seminar-E2 について説明していこうと思います。
僕が受けた講義の名前はILAS Sminar-E2: Basics of Food Allergy (基礎から学ぶ食物アレルギー)です。
どんなことをやっているのかを詳しく知りたい人は京大のネットにころがっているシラバスを見てみてください。一応リンクを貼っておきます。
(リンク)
ILAS Seminar-E2 :Basics of Food Allergy (基礎から学ぶ食物アレルギー) - 京都大学OCW
授業は夏休みの真っ只中に五日間行われます。流れをざっくり説明しますと
1日目は食べ物を食べることでアレルギーが発生するメカニズムをざっくり説明されその後アレルゲンを複製するための実験の全体の流れをレクチャーされました。この後はアレルゲンを複製する実験に移ります。
2日目、3日目は主に実験です。とは言っても多くの反応が時間を食うものだったので基本待ちです。ただその待ち時間中にアレルギーや実験の内容の詳しいレクチャーがあります。
4日目はひたすら講義です。講義の内容はアレルギーをもっと詳しく教わりました。具体的には食品ごとのアレルゲンやれるギーの症状などです。ほかにも現在のアレルギーの発見法や治療法なども学びました。
5日目はテストです。このテストはもちろん全部英語の設問、解答なのですが持ち込みOKなので非常に簡単でした。
感想を言いますとすごいよかったです!
僕は当初、ゲーム理論についてのILASセミナーを取ろうとしていたのですがそれに抽選で落選して適当に取ったものだったものだったのですがあたりの授業でした。
教員とTAの方が非常に優しい方でした。教員の方は学生にわかるように非常に噛み砕いて説明してくれました。またTAの方はその優しい教員の説明でも理解ができなかったときに日本語で丁寧に教えてくれました。
他の学生についても少し話すとこれは想定外だったのですがメンバー全員が農学部の学生でしかも留学生が0でした。アレルギーと言う内容なので医学部や薬学部の人が少しくらいいるのではないかと思っていたので驚きました。医学部や薬学部の知り合いはいないので会えたら仲良くしたいですね。留学生についてもこの講義はall English の講義なので2、3人いると思っていたので意外でした。
講義の内容も非常に面白かったです。実験に関しても昨今話題のPCRを使うことができましたし、前期の授業で勉強したSDS-PAGE やクロマトグラフィーが実際にできたので非常に良い経験ができました。
最後に
最初はE科目ということもあり嫌々受ける感じだったんですが教員やTAの方も優しく非常にお面白い講義になりました。英語が苦手だからという理由でこの講義を受けないということはちょっともったいないかなと思うので少しでも興味がある人は受けてみればいいんじゃないかと思います。最後に、今回が初めての対面授業だったのですがやっぱり対面の方が心なしか講義の内容が理解しやすいように感じました。後やっぱり同じ学生と会って話せるということがいかに大切なのかを痛感しました。
後期は対面授業が増えればいいな〜
ではでは
P.S ここで書いたことには僕の主観が多く入っているので全部が全部正しいと思わないでください。またILAS Seminar やE科目については間違っていることもあるかもしれないので京大のHPをちゃんと確認してください。