個別指導のアルバイトを辞めた話
やっほみんな息してる?
最近思考のキレが著しく悪くなってる気がする頭なまくら大学生おにぎりです
今回は以前僕が1回生のときにしたアルバイトの紹介で個別指導をやめた話をするみたいなことを言っていたからそのことを書くよ
まず僕が個別指導のアルバイトをしようとした経緯について話すと思う
僕は京都大学に合格したら個別指導のアルバイトにとりあえず申し込もうとは決めていた
それはなんでかというとまず個別指導のアルバイトは時給が良かったから
他にも京大に合格するということは世間的に見て一定の学力があることを担保できると思い、そうであれば自分でも教えられると思ったから
ちなみに家庭教師のアルバイトはしなかったじゃなくてできなかった
某有名企業を通しての案件はたくさんあったけど時給2000円を超えるものはなくそうなのであれば個別指導の方がマシだと思った
だから個別指導のアルバイトを始めたのも5月になってから
それで応募した後に面接と試験があったよ
これに関してはとてもリラックスして受けられてし対応してくれた社員の人もいい人だった
晴れて採用が決まり研修が始まった
この辺はどうでもいいからアルバイトを辞めるところまで時を進めたいと思う
僕がアルバイト自体を辞めたのは大学の後期が始まる前つまり10月に入る前
だけどやめようと思っていたのは夏休みが始まった時だから8月に入った矢先
最初は9月になったらやめようと思ったけど辞め方がよくわからなかったしそもそも社員が全然話せる状態じゃなかった(保護者との面談とかで)から1ヶ月のびた
じゃあアルバイトを辞めた理由を書こう
これから書くことはもちろん全員に当てはまることではないということを念頭に置いてほしい
僕が個別指導のアルバイトを辞めた理由は僕がこのアルバイトに向いていないと気づいたからだ
もうちょっと詳しく書いていこう
まず向いていないと思ったのは人に物を教えるということが向いていないと思った
個別指導ということでそこに来る生徒というのは比較的勉強が苦手という人が割合的に多い
僕はこういう人に教えることが向いていないらしい
よく考えたら僕が通っていた高校は大阪府の中ではそこそこの進学校だからみんなある程度勉強ができる人が集まっている
だから教え合いとかしても基本説明が曖昧じゃなければお互い一発で理解できた
僕が通っていた中学はいたって普通の公立の中学でもちろん勉強が得意な人もいたし苦手な人もいた
僕は中学生の時は比較的勉強ができる部類にいたから勉強が苦手な友達に嬉々として勉強を教えていた
だから個別指導塾のアルバイトでも勉強が苦手な人も教えられると思っていた
だけどそれは違った
勉強が苦手な人でも教えられたのはあくまで教える対象が友達だったからなのかもしれない
いざアルバイトとして生徒にものを教えるとなると一発で伝わらないもどかしさというのを何回も覚えた
あれは友達だから何回も教えられたし理解することを待てたのだ多分
だから自分はこの塾で講師としてアルバイトをするのは向いていないと思った
次に向いていないと思った理由は自分の当たり前と生徒の当たり前の間の大きなギャップに軽くショックを覚えたから
さっきも書いたけどこれは生徒全員がそうというわけではない
ここでは学習塾ということで勉強の話だけをするけど人によって当たり前の基準は違うと思うし違うことが当然だと思う
だけど僕は生徒と自分の当たり前の間の大きな隔たりにショックを受けた
どこの学校でも勉強をやっていない自慢というのはあるだろう
あ〜昨日1秒も勉強しなかったわみたいな
中学生の時は覚えていないが少なくて高校生の時はあった
僕の高校では確か欠った詐欺とかいわれてた気がする
どいうことかというと定期テストの時に始まる前か終わった後に今の数学欠ったわ〜みたいなことを言っておきながらいざ返却されると欠点はおろか割といい点をとっているってやつである
まあ簡単にいうと勉強はしてないけどいい点取れたわというある種のマウントである
話を戻すとこの例はまだ点をとってるだけマシで僕がアルバイトをしていたとこに来る生徒はマジで勉強してないしマジでよろしくない点をとってくる
こうなってしまったら僕はグリコ(お手上げ)である
でこうなってしまうのは最初にもあるように当たり前の基準に大きなギャップがあるからだと思った
勉強ができるやつの勉強してないって僕の周りの人を見るに90点とか100点は取れそうにないって時に言うような気がするんだよね
90点とか100点っていうのはどうでもよくて要は点数の基準が高いってこと
逆に勉強が苦手な人の勉強をしてないっていうのは本当にしてないし勉強をしてきたといっても完璧とはいえず割と穴があるように感じた
別に僕はここでどちらがいいとか議論する気はないしどっちでもいいと思うんだけど少なくとも僕は割と基準を高めに設定する人間だったようで最初そのギャップに驚いた
最後の理由は僕と生徒のやる気のギャップがあるように感じたから
耳タコ、いやここでは目タコ?で申し訳ないがこれも生徒全員がそうというわけではない
これが僕がアルバイトを辞めた最大の要因だと思う
僕は初めてのアルバイトだったし技術はないけどやる気はあった気がする
だけど一部塾に来てもやる気がない人がいた
例えば塾に来たものの問題を解かずにひたすら寝てる生徒とかまだ夏休みにもなってないのに今からやってもどうせ無理とかいう生徒がいた気がする
僕はアルバイトをするまで個別指導というのがどういうものかわからなかったけど一対一の状態で寝られた時にはすごいテンパった覚えがある
そういう人にどう接すればいいのかわからなかった
簡単にいえば僕の力不足だ
正直放置するのは簡単だけどその間何もせずに給料が発生するのはなんか気が引けるしだからといって彼らをやる気にすることができなかった
自分の持ってる熱量を他のやる気のある生徒に向ければいいと思うけどそこは客商売なわけで僕が誰を教えるのかはある程度決まっていた
だから向いていないと思ってアルバイトを辞めたのだ
だけど僕はこのアルバイトを短期間でやめたとはいえやったことについては後悔していない
それは自分の中の当たり前が他の人と大きな乖離があるかもしれないということがわかったから
だから個別指導の講師はいわゆるお勉強ができる人におすすめしたい
悲しいことにそれが生徒のためになるかは別だけど
今まで割と周囲の人が勉強ができる人ばっかだったことの異常性に気づけると思う
てか今考えれば僕の高校もある種異常だった気がする
僕のクラスのセンター試験の最低点のやつが多分65%くらいだったんだけどそれに対してその人も周りの人もいける大学ないじゃんっていってたけどゆっても65%って多分全国平均は超えてるんだよね
だからプライドさえ捨てればいける大学なんて割とあったと思うんだよね
まあそのプライドを捨てるのが難しいんだけど
他の僕よりもよっぽど進学校進学校してるところ出身の人なんてもっとこれよりすごいことが起こってると思う
そんな人にこそ普通の世間を知るってためにも個別指導のアルバイトはお勧めしたいですね
自分の知ってる世間なんて狭いもんだよね
今回はこの辺で終わるよ
ではでは〜