京大生おにぎりのつぶやき

京都大学農学部所属おにぎりが雑多につぶやくブログです。

品質科学 No.10 タンパク質 Part10(アミノ酸)

やっほみんな息してる?

バイトに落ちまくってもはやなんとも思わない悟りをひらいた大学生おにぎりです!

今回は久しぶりにアミノ酸について書いていくよ

アミノ酸についての前回の記事を下に貼っとくから見たい人は見てね

onigirimarumetaro.hatenablog.com

そいじゃあれっつごー٩( 'ω' )و

アミノ酸の分類(栄養学的)

アミノ酸必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分類できるよ

必須アミノ酸は生合成ができないアミノ酸で必ず食べ物から摂取しないといけないアミノ酸

必須アミノ酸は体内で合成できるアミノ酸

必須アミノ酸はバリン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、リジン、フェニルアラニントリプトファンスレオニンヒスチジン

必須アミノ酸はアルギニン、グリシン、アラニン、セリン、チロシンシステインアスパラギン、グルタミン、プロリンアスパラギン酸グルタミン酸

ちなみにアルギニンは小児については必須アミノ酸

アミノ酸の役割と欠乏による影響

講義でやったとこだけだけどアミノ酸の役割と体内でアミノ酸が欠乏した場合、体にどういう影響が出てくるかを書いていくよ

ヒスチジン

役割

幼児の成長に関与したりヘモグロビンや白血球の生産に関わる

欠乏の影響

幼児が不足すると湿疹が出てきたりする

他にもヘモグロビンに多く含まれるから不足すると貧血になったりする

あとは白内障に関わったりもするらしい

リシン

役割

カルシウムの吸収、骨、軟骨及び結合組織のためのコラーゲン形成に関わる

他にも脂肪をエネルギーに変換するカルニチンの原料になったりする

欠乏の影響

食欲不信、体重減少、貧血の原因

肺炎、腎疾患、アシドーシス、栄養失調に伴う小児のくる病に関連する

補足するとアシドーシスとは体内の酸塩基平衡を酸性側に移動させようとすること

ちなみに逆に塩基性側に移動させようとすることをアルカローシスというよ

あとくる病っていうのは骨が柔らかく曲がりやすく、伸びにくくなる病気

たとえば頭蓋骨を押すだけで凹むほど柔らかくなったりする

メチオニン

役割

体内の硫黄の供給源

コレステロールの減少、肝臓脂肪の減少、腎臓の保護、毛髪成長の促進

あとはリシンと同じようにカルニチンの原料になる

欠乏の影響

タンパク質形成に必須のアミノ酸だから欠乏すると体内のタンパク質合成に支障が出る可能性がある

フェニルアラニン

役割

芳香族環の供給源

これからチロシンになってドーパミンノルアドレナリンメラニンになったりする

あとは合成甘味料アスパルテームの原料になる

欠乏の影響

精神病的な行動様式を導く可能性がある

トレオニン

役割

コラーゲン、エラスチン、エナメルの形成

精神病の予防と治療に必要だと示唆されているよ

欠乏の影響

体の成長が阻害されるよ

トリプトファン

役割

偏頭痛や軽度のうつ病の治療に推奨されている

ナイアシンセロトニンの材料になる

欠乏の影響

セロトニン欠乏症候群につながる可能性が示唆されているよ

BCAA(Branched Chain Amino Acid)

BCAAっていうのは運動時の筋肉でエネルギー源になる必須アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンの総称

この3つのアミノ酸の側鎖は枝分かれがあるからBCAAって呼ばれてる

BCAAは必須アミノ酸の約40%を占めていて、筋タンパク質の合成促進や分解抑制の機能を担ってる

 

今回はこの辺で終わるよ

更新が滞ってて申し訳ない🙇‍♂️

BCAAのところが書くのがなんかめんどくさくなって全然筆が進まなかった

また間違ってるところがあったら教えてね

ではでは〜